神社

平福

兵庫県佐用郡佐用町平福は、江戸時代に、因幡街道沿いの宿場町として開けた。 慶長五年(1600年)に、平福を見下ろす利神(りかん)城城主となった池田由之が、宿場町平福を整備した。江戸時代には、因幡街道随一の繁栄を誇ったという。 今でも、平福の千種…

夢前町ところどころ

姫路市夢前(ゆめさき)町は、かつては飾磨郡夢前町という独立した自治体であった。平成18年3月に姫路市に合併され、消滅した。今日は夢前町の地味な史跡を紹介する。 夢前町は、南北に細長い。姫路市夢前町莇野(あぞうの)に、菅生ダムというダムがある。…

瑠璃寺 宇野氏主従供養碑

上三河農村舞台から更に北上し、佐用町船越に入ると、瑠璃寺の山門が見えてくる。 船越山の中腹にある真言宗の寺院・瑠璃寺の山門である。 瑠璃寺山門 山門は寛永十五年(1638年)の造営である。しかし、所々痛みがあって、長年月の風雪に耐えてきたことを物…

廣峯神社

姫路市街の北側に聳える広峰山の中腹にあるのが、廣峯神社である。 広峰山は、往古、白幣山と呼ばれ、人々が神の山と崇め、神籬を建てて、素戔嗚尊と五十猛尊を祀ったという。 社伝によると、神功皇后が三韓征伐に出兵する際、白幣山で素戔嗚尊に勝利を祈願…

射楯兵主神社

姫路城の南東に、射楯兵主(いたてひょうず)神社がある。ここは、播磨の国16郡の神々を祀っているので、播磨国総社とも呼ばれている。地元では単に「総社」と呼ばれることが多い。結婚式場としてもよく使われる。 大鳥居 この神社の本殿には、射楯大神と兵…

伊和神社

兵庫県宍粟市一宮町須行名にある伊和神社は、播磨国一宮である。一宮は通常、その国で最も格の高い神社を指す。 伊和神社は、鬱蒼と茂った杉や檜の林の中にある。 伊和神社のすぐ東側を国道29号線が走るが、境内の鎮守の森に入ってしまえば、国道の喧騒と打…

松原八幡神社

家島から姫路港に戻り、国道250号線を東に行く。妻鹿の地域を抜け、白浜町に入る。 山陽電車白浜の宮駅の南側にあるのが、松原八幡神社である。ここは、「灘のけんか祭り」と呼ばれる秋季例大祭で有名だ。 松原八幡神社社頭 毎年10月14日、15日に、その祭り…

家島

当ブログもついに日本本土から離れ、離島に行くことになった。 今日は、播磨灘に浮かぶ家島についての記事である。 家島諸島には、主要な島として、家島本島、坊勢(ぼうぜ)島、男鹿(たんが)島、西島がある。私が訪れたのは、家島本島である。家島(いえ…

飾磨の天満宮

亀山本徳寺の東側の南北道は、飾磨街道と呼ばれている。 飾磨は、古くから港町として知られていた。江戸時代には、姫路の城下町に物資を搬出入する港として発展した。姫路の城下町から飾磨港までをつなぐ道が、飾磨街道である。 飾磨街道 今となっては面影も…

英賀神社

JR姫路駅の西隣の駅は、JR英賀保(あがほ)駅である。英賀保駅の南側は、英賀と呼ばれる地域である。 「播磨国風土記」によれば、播磨国がヤマト王権の支配下に入る前の同国の支配者は、伊和大神という神様であった。伊和大神の御子である英賀彦、英賀姫は、…

赤穂大石神社

赤穂城の三の丸には、かつて大石内蔵助の邸宅があった。江戸時代には、幕府の公法を犯した赤穂義士を表立って顕彰することは出来なかった。地元の人たちは、大石邸跡にひっそりと小詞を建てて義士を祀っていた。 明治元年に明治天皇が東遷された際に、赤穂義…

赤穂 尾崎地区

坂越から赤穂御崎方面に走ると、赤穂市立美術工芸館田淵記念館がある。 赤穂は、製塩で有名である。江戸時代に赤穂で塩田経営、塩問屋、塩廻船業で財を成したのが、田淵家である。 田淵家は、最盛期の文化文政年間(1804~1830年)には、約106町歩の塩田を有…

坂越

坂越(さこし)は、兵庫県赤穂市東部に位置する港町である。古くから良港として知られ、町の中心を通る大道沿いには、白壁と焼板の町家が並ぶ。 坂越の町並み 海に面する町中を歩くと、大避(おおさけ)神社に辿り着く。 大避神社は、大避大神を祭神とする。…

新宮町ところどころ

山川出版社「歴史散歩シリーズ」に記載している史跡を全部巡ろうとすると、相当マイナーな史跡を巡ることになる。 個人的に全く興味がない史跡でも、「歴史散歩」に載っているから、とりあえず行ってみる、というのも一つの冒険である。結果、予想外の好印象…

新宮宮内遺跡、宮内天満神社

JR姫新線播磨新宮駅から北に行くと、国指定史跡となっている新宮宮内遺跡がある。 ここは、縄文時代から中世にかけて、集落があった場所である。この集落の最盛期は、今から約2100年前の弥生時代中期である。 昭和40年以降の発掘により、弥生時代の竪穴式住…

網干 魚吹八幡神社

地名にも歴史の痕跡は残っている。過去の歴史が忘れられても、地名だけはそのまま使われ続ける。地名の由来を調べると、今まで知らなかったことを知ることができる。 例えば、姫路市には、飾磨区、広畑区、網干区、勝原区、余部区、大津区という、区がつく地…

室津 後編

室津のシンボルとも言うべき賀茂神社に行く。海に突き出た岡の上に社殿がある。 賀茂神社の創建は、この地が平安時代に、京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)の直系御厨になった時と伝えられる。御厨とは、神饌を調進するための領地のことである。つまりここは…

聚遠亭 附龍野神社

山川出版社の「歴史散歩シリーズ」をガイドに、史跡巡りを始めてはみたものの、「歴史散歩シリーズ」にはあまりにも多くの史跡が載せられていて、それを全て巡るのは至難の業だ。 しかし、一度凝り始めると、徹底してやってしまう性格なので、しばらくは、載…