神社

柳原蛭子神社 福海寺

能福寺から北西に向かって歩き、阪神高速道の高架を潜り、その先にある神戸市兵庫区西柳原町にある柳原蛭子神社を訪れた。 柳原蛭子神社 柳原蛭子神社は、地元では「柳原のえべっさん」と呼ばれている。えびす神は、七福神の一柱で、釣竿を持ち鯛を抱えた姿…

長田神社

神戸市長田区長田町3丁目にある長田神社は、神戸市を代表する神社の一つである。 創建は古く、神功皇后摂政元年と言われている。神功皇后の率いる艦隊が、三韓征伐の帰路に長田沖を航行中、悪天候で進み難くなった。 その時、大国主神の子の事代主(ことし…

北向八幡神社 那須与一墓所

妙法寺から南東に数百メートル車を走らせると、道を挟んで北向八幡神社と那須与一墓所が向い合せで建っている。 地名で言うと、ここもまだ神戸市須磨区妙法寺になる。 那須与一は、下野国出身の武者で、源平合戦の折に、源義経軍に従軍した弓の名手として知…

車大歳神社 妙法寺

私が住む兵庫県には、現在コロナ特措法に基づく緊急事態宣言が発令されている。 昨年もそうだったが、基本的に緊急事態宣言発令中は、不要不急の外出の際たるものである私の史跡巡りは自粛することにしている。 兵庫県に緊急事態宣言が発令される直前の今年…

伊勢久留麻神社 勝福寺

松帆神社から更に南下し、淡路市久留麻に至る。 ここにあるのが、伊勢久留麻神社である。 伊勢久留麻神社 伊勢久留麻神社の祭神は、大日孁貴尊(おおひるめのむちのみこと)である。大日孁貴尊は、天照大御神の別名である。 相殿には、織物の神・漢織姫尊(…

淡路夢舞台 松帆神社

江埼灯台の見学を終えて、県道31号線、国道28号線を東進し、淡路島の東岸にある淡路島国営明石海峡公園に行く。 淡路島国営明石海峡公園は、史跡ではないが、私が史跡巡りのガイドにしている「兵庫県の歴史散歩」上巻に載っているので行く事にした。 淡路島…

岩屋城跡 岩楠神社

絵島に渡る橋から南を眺めると、正面に三対山別名城山が見える。 三対山 三対山は、山というほどもない低山である。永正七年(1510年)に大内義興がこの山上に岩屋城を築いたとされている。 三対山への登り口は、麓の飲食店の駐車場にある。 岩屋城跡登り口 …

淡路市 岩屋神社

昨年12月下旬に兵庫県淡路市の史跡群を訪れた。 淡路は、播磨、備前、美作、摂津、但馬、因幡、丹波に次いで、私が史跡巡りで訪れた8つ目の国となる。 淡路島は現在の行政区分では兵庫県に属するが、史跡を訪れてみると、文化圏としては四国の文化圏である…

備前国総社宮 脇田山安養寺

2日前の記事で、備前国庁跡を紹介したが、国庁に赴任した国司にとって、令制国内の神社を巡って参拝することも重要な行事の一つであった。 しかし、国内の神社の数は多い。平安時代になると、国庁の近くに国中の神社の祭神を合祀した神社が出来た。これを総…

幡多廃寺塔跡 備前国庁跡

昨年12月半ばに備前を訪れた。 今日は、古代備前の政治・信仰の中心地だったと思われる場所を紹介する。 まずは、岡山市中区赤田(あこだ)にある幡多廃寺塔跡を訪れた。 幡多廃寺塔跡 幡多廃寺塔跡のある辺りは、新しい家が軒を並べる新興住宅街である。そ…

岩尾山石龕寺 後編

石龕寺の境内には、寺の鎮守の神様を祀る焼尾神社がある。 焼尾神社本殿は、覆屋に囲まれて保護されている。 焼尾神社 焼尾神社本殿 本殿脇障子 焼尾神社は、仁治二年(1241年)の創建と伝えられる。石龕寺金剛力士像が造られた仁治三年の前年に当る。 焼尾…

高座神社

常勝寺と同じく丹波市山南町谷川の集落内にあるのが、高座(たかくら)神社である。 高座神社鳥居 高座神社は、丹波国造家の創建と伝えられる。 国造(くにのみやっこ)とは、律令制度以前に、朝廷から軍事、裁判権を含めた自治権を与えられた各国の首長であ…

志呂神社

佛教寺から国道53号線を南下し、岡山市北区建部町下神目(しもこうめ)にある志呂神社を訪れた。 岡山市北区建部町の内、建部町福渡より北の旭川左岸は美作国の領域になる。 志呂神社随神門 志呂神社のかつての社格は県社である。 創建は和銅六年(713年)で…

医王山佛教寺

JR弓削駅から南下し、岡山県久米郡久米南町仏教寺にある医王山佛教寺を訪れた。ここは真言宗の寺院である。 仁王門 佛教寺は、寺伝によれば、和銅三年(710年)に喜恵上人が開基した。9世紀には真言密教の道場になっていたようだ。 寺を訪れると、まず立…

若桜神社

龍徳寺から歩いて少し西に行ったところに鎮座するのが、若桜の氏神である若桜神社である。 若桜神社鳥居 若桜神社の創建年代は不詳だが、元々は鬼山の麓の三倉集落にある八兵衛谷に祀られていたそうだ。 正治二年(1200年)に矢部氏が領主として赴任した際、…

不動院岩屋堂

令和元年6月から史跡巡りを始めて、1年半が経過したが、今までは兵庫県と岡山県の史跡巡りを続けて来た。 今回初めて鳥取県の史跡を紹介することになった。私が史跡巡りで訪れた3つ目の県だが、国で言えば鳥取県東部は因幡であり、私が史跡巡りで訪れた国…

勝福寺 板宿八幡神社

神戸市須磨区大手町9丁目の、高尾山の麓に建つのが真言宗の寺院、勝福寺である。 勝福寺への石段 山門 永延二年(988年)、太政大臣藤原伊尹(これただ)の三男英雄丸が、勅命により証楽上人と名を改め、高取山に庵を結び、鹿松峠に出没していた鬼を仏教の…

多井畑厄除八幡宮

神戸市須磨区多井畑宮ノ脇の多井畑(たいのはた)厄除八幡宮を参拝する。 多井畑厄除八幡宮 地元では「やくじんさん」と呼ばれており、厄除祭で著名な神社だ。祭神は第15代応神天皇である。 称徳天皇の神護景雲四年(770年)に、全国に大流行した悪疫を鎮め…

綱敷天満宮

村上帝社から国道2号線を東に進み、神戸市須磨区天神町2丁目に入る。2号線北側に鎮座するのが、菅原道真公を祭神とする綱敷(つなしき)天満宮である。 綱敷天満宮鳥居 菅原道真公が藤原時平の讒言により失脚し、大宰府に船で向かう途中、須磨沖に差し掛…

村上帝社 関守稲荷神社

神戸市須磨区須磨浦通4丁目にある村上帝社は、「天暦の治」と呼ばれる天皇親政を布いて、国風文化の黄金期を招来した第62代村上天皇を祀る神社である。 村上帝社 赤鳥居脇の「村上帝社琵琶達人師長」の石碑 天暦年間は、西暦947年から957年までの間である。…

安徳宮

神戸市須磨区一ノ谷2丁目に、安徳天皇の内裏跡伝承地がある。 そこは住宅街の中の狭い一角だが、安徳天皇を御祭神として祀る安徳宮と、宗清稲荷社と呼ばれる小さなお稲荷さんが建っている。 安徳宮 安徳宮と宗清稲荷社 写真正面の社が、幼帝安徳天皇を祀る…

生野の変

文久三年(1863年)10月11日、尊王攘夷派の元福岡藩士・平野国臣、長州藩士南八郎(本名河上弥市)らは、いわゆる七卿落ちで長州に落ち延びた公卿の澤宜嘉を総帥に迎え、倒幕のため但馬国生野の地で挙兵する。 翌12日、志士達は生野代官所を襲撃し、無血占拠…

沢田山恩徳寺 

操山公園里山センターから少し北に歩くと、沢田山恩徳寺がある。 地名で言えば、岡山市中区沢田になる。 ここは真言宗の寺院であり、報恩大師が定めた備前四十八ケ寺の一つである。 恩徳寺参道前の鳥居 鳥居の扁額 恩徳寺は、寺伝によると、天平勝宝二年(75…

徳守神社

妙願寺から西に歩き、津山市宮脇町の徳守神社に至る。 徳守神社 徳守神社の祭神は、天照大神である。天平年間(729~749年)にこの地に勧請されたという。 当社は、中世には、田中郷富川宿の鎮守であったが、天文八年(1539年)の尼子・山名両氏の合戦により…

海神社

神戸市垂水区を代表する神社と言えば、海神社である。 海神社は、JR垂水駅のすぐ近く、神戸市垂水区宮本町にある。 古くは海(わたつみ)神社と呼ばれたが、最近は海(かい)神社と呼ばれることが多い。名前の通り海の近くに建つ、海の神様を祀った神社で…

弓弦羽神社

お盆に本家のお墓のある西宮に墓参りに行った。 その帰りに、神戸市東灘区の香雪美術館に立ち寄り、「茶の湯の茶碗展」を観た。 その際、香雪美術館のすぐ隣にある、弓弦羽(ゆづるは)神社も訪れた。 ここ最近、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が、社…

笠井山薬師院 龍之口八幡宮

金山寺のある金山は、標高499メートルである。金山は、南側の笠井山と連なっている。 金山寺から南に細い山道を走ると、天台宗の寺院、笠井山薬師院がある。 薬師院は、天平勝宝元年(749年)に報恩大師が備前四十八ヶ寺の根本道場金山寺を開いた時に、境外…

人麿山月照寺、柿本神社 後編

歌聖と称される万葉歌人の第一人者・柿本人麻呂を祀る柿本神社。かつては人丸社とも呼ばれていた。 昨日も紹介したが、柿本神社は明治4年の神仏分離令により、月照寺から独立した神社となった。 柿本神社神門 柿本神社の神門前には、ちょっとした展望広場が…

人麿山月照寺、柿本神社 前編

明石市立天文科学館の東側の空き地には、寛永十年(1633年)に初代明石城主小笠原忠真の後を継いで、二代目城主となった松平康直を供養する五輪塔がある。 松平康直供養の五輪塔 この五輪塔が珍しいのは、通常は五輪塔の各石に梵字が彫られるところが、「地…

稲爪神社 長壽院

明石市大蔵中町にある稲爪神社は、三嶋大明神を祀る神社である。 稲爪神社神門 神門内の武人像 日本の正史である「日本書紀」には記載がないが、推古天皇の時代、朝鮮半島から、全身を鉄で覆った鉄人8千人が日本に攻めて来たという伝承がある。 日本側は九…