寺院

中嶋神社 医王山東楽寺

森尾古墳跡から次なる目的地の中嶋神社に赴いた。中嶋神社は、兵庫県豊岡市三宅に鎮座する。 中嶋神社鳥居 駐車場に車をとめ、巨大な赤鳥居を潜って参道を歩き、境内に入った。 二の鳥居 二の鳥居の手前には、何故かディズニーアニメに登場する七人のこびと…

若桜往来、智頭往来沿いの史跡

倉田八幡宮の参拝を終えて北上し、鳥取市正蓮寺にある面影山という小山に向かう。 この山の西麓に建つ面影神社の鳥居の手前に、鳥取県指定保護文化財である木造毘沙門天立像、木造吉祥天立像を祀る毘沙門堂がある。 毘沙門堂 毘沙門堂は、新しい建物である。…

鳥取市南部の古墳 後編 三徳山森福寺

六部山3号墳の北西には、同時代の前方後円墳である古郡家(ここおげ)1号墳がある。地名で言うと、鳥取市古郡家になる。 古郡家1号墳の後円部付近 古郡家1号墳は、全長約92.5メートルの因幡最大の前方後円墳である。 後円部に3基の埋葬施設があり、それ…

普門山大樹寺

市場城跡から下りて、車に乗り込み東に走る。鳥取県八頭郡八頭町福地にある曹洞宗の寺院、普門山大樹寺に赴いた。 普門山大樹寺 大樹寺は、市場城を拠点にした毛利氏の家臣・安藤義光の菩提寺であるという。 大樹寺は、市場集落の山上にあったが、天正年間(…

鎌倉山清薗寺 後編

石造灯籠の背後には、本尊の薬師瑠璃光如来を祀る薬師堂(本堂)がある。 貞享三年(1686年)の再建で、丹波市指定文化財である。 薬師堂 薬師堂は、宝形造り、瓦葺、桁行五間、梁間五間の建物である。 清薗寺の開創に関する寺伝はこうである。 第31代用明天…

鎌倉山清薗寺 前編

妙高山から下山し、次なる目的地の兵庫県丹波市市島町下竹田にある真言宗の寺院、鎌倉山清薗寺(せいおんじ)に向かった。 参道の南端には、江戸時代初期の伝説的な彫刻家、左甚五郎が寛永年間(1624~1644年)に建造したと伝わる総門がある。 総門 総門蟇股…

妙高山神池寺 後編

神池寺の常行堂の奥には長い石段が続いている。本堂まで続く石段である。 本堂まで続く石段 苔むした古びた石段である。両側に鬱蒼とした木々が生い茂り、いい雰囲気だ。 石段を登っていくと、仁王門が見えてくる。 仁王門 仁王像 江戸時代以降に再建された…

妙高山神池寺 前編

兵庫県丹波市市島町多利にある妙高山の山頂付近にあるのが、天台宗の寺院、妙高山神池寺である。 妙高山は標高約565メートルだが、山頂付近までは自動車道が延びており、車で上がることが出来る。 妙高山神池寺 寺伝によれば、養老二年(718年)にこの地を訪…

越畑 蕎麦尾山金剛頂寺

香々美新町から北上し、かつてたたら製鉄が行われていたという越畑という集落を目指した。 香々美新町から越畑までの約16キロメートルの道のりは、「万葉のみち」として整備されている。 「万葉集」に詠まれる150余種の植物のうち、104種の植物が道端に植え…

宝寿山円通寺

桝形山から下山して、酷暑の中車に乗って北上し、岡山県苫田郡鏡野町寺和田にある真言宗の寺院、宝寿山円通寺を訪れた。 宝寿山円通寺 この寺は、弘仁七年(816年)に弘法大師空海が開創したと伝えられている。 美作の密教寺院としては最古の寺院で、「作州…

神戸市 泉隆寺 歓喜寺

竹中大工道具館を後にして、炎天下の中、北東に歩く。 神戸市中央区中尾町にある浄土真宗本願寺派の寺院、超音山泉隆寺を訪れた。 超音山泉隆寺 泉隆寺は、弘長二年(1262年)に真言宗の僧侶、西順によって開基された。 文明三年(1471年)、本願寺第8代蓮…

神戸市 徳光院

城山から下山して、神戸市葺合町布引山にある臨済宗の寺院、徳光院を訪れた。 徳光院山門 この寺院の歴史は実は新しい。創建は20世紀に入ってからで、明治39年(1906年)である。 境内への石段 石段上の狛犬 この地には、元々役小角が創建した滝勝寺という真…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その7

権現堂の参拝を終え、客殿の前を通過し、蓮台寺総本殿に向かった。 その途中、インド製の自動車、アンバサダーが展示してあった。 アンバサダー この車は、岡山県新見市出身の真言僧で、現在もインドで布教活動中の佐々井秀嶺氏から、由加山に贈られたもので…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その6

客殿の先には、八十八段の石段があり、その上に蓮台寺奥の院権現堂がある。 奥の院権現堂の参道 石段の手前には、鐘楼堂があり、巨大な梵鐘がかかっている。 鐘楼堂 鐘楼堂の龍の彫刻 梵鐘 新型コロナウイルス感染防止のため、鐘楼堂内への立ち入りは出来な…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その5

蓮台寺客殿の拝観客用入り口から建物内に入る。黒光りのする床板が敷かれた広々とした空間が広がる。 拝観客用入り口 入り口から奥に進むと薬師如来座像が出迎えてくれる。 薬師如来坐像 客殿内には、見事な障壁画で飾られた座敷が複数ある。中には、江戸時…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その4

御影堂から南に歩き、石段を上がっていくと、蓮台寺多宝塔がある。 多宝塔への石段 多宝塔 蓮台寺多宝塔は、私が史跡巡りで訪れた9番目の多宝塔である。 この多宝塔は、天保十四年(1843年)に再建されたものである。この前に建っていた多宝塔は、寛文十年…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その3

由加神社本宮の東側には、真言宗の宗祖・弘法大師空海を祀る御影堂がある。御影堂に祀られていた弘法大師像は、今は蓮台寺総本殿に祀られている。 御影堂 由加山の伽藍は、元禄十三年(1700年)の大火で、今の由加神社本宮の本殿以外全て焼けてしまったので…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その2

由加神社本宮の拝殿の下には、縁結びの神様を祀っている。拝殿下に回廊があり、そこを巡れば、誰かと縁を結ぶことが出来るそうだ。 私は縁結びではなく、史跡巡りの無事を祈った。 拝殿下の回廊 縁結び獅子 回廊には、男性用と女性用の縁結び獅子が2体設置…

由加山蓮台寺 由加神社本宮 その1

倉敷市児島由加にある由加山は、古くから神仏習合の神様である瑜伽大権現を祀り、厚く信仰されてきた山である。 天平五年(733年)、行基菩薩がこの地を訪れ、阿弥陀如来、薬師如来の二尊を本地仏とする瑜伽大権現を祀ったのが、由加山蓮台寺の始まりである…

種松山西明院

昨日紹介した乗り出し岩から海に入った佐々木盛綱は、岡山県倉敷市粒江にある真言宗の寺院、種松山西明院の辺りに上陸したという。 乗り出し岩と西明院の中間地点くらいに、浮洲岩の碑がある。 浮洲岩の跡 この辺りは、かつては藤戸海峡の浮島で、アマモなど…

陣屋町天城 後編

海禅寺から南に行くと、日蓮宗の寺院、恵光山正福寺がある。 恵光山正福寺 この寺の山門は、下津井城の城門を移築したものであるという。 正福寺山門 正福寺の山門は、意外と小ぶりな山門である。こんな城門を持った下津井城は、ささやかな城だったのだろう…

陣屋町天城 前編

岡山県倉敷市藤戸町天城は、岡山藩家老池田氏が陣屋を置いて治めた陣屋町であった。 江戸時代には、所領が3万石以下の小藩は、城を持つことが許されず、藩庁として陣屋と呼ばれる建物を建てた。 上級旗本や大藩の家老も所領に陣屋を置いた。 岡山藩家老池田…

補陀落山藤戸寺

7月17日に備前の史跡巡りを行った。源平藤戸合戦の古戦場を巡る旅となった。 寿永三年(1184年)二月に、一の谷の合戦で大敗した平氏は、水軍に頼って西に逃れ、備前国藤戸の地に拠った。 現在、藤戸と天城の間には倉敷川が流れているが、ここは寿永の当時…

広田八幡神社 広林山大宮寺

由良要塞跡の見学を終えて、神戸淡路鳴門自動車道洲本インターチェンジ付近まで戻った。 インターから西に進むと南あわじ市に入る。 南あわじ市広田広田の集落に入ると、その奥に広田の鎮守である広田八幡神社がある。 広田八幡神社 小高い丘の上に社殿があ…

由良湊神社 輝江山心蓮寺

洲本城跡のある三熊山から麓に下りて、洲本市千草にある真言宗の寺院、満泉寺に赴いた。 満泉寺 この寺には、延享二年(1309年)の銘のある鰐口があるそうだ。 勿論公開していなかったので、見学は出来なかった。 私がこの寺を訪れた時は、六角堂で住職が法…

入佐山 円覚山宗鏡寺

明治館から外に出て、東に向くと、歌枕として名高い入佐(いるさ)山が見える。 入佐山 入佐山は、月が入る名所として古来から和歌に詠われてきたが、元々は出石神社のある豊岡市出石町宮内にある此隅山に続く山嶺を指していたとされている。 天正二年(1574…

梵唱山吉祥寺 辰鼓楼

加藤弘之生家跡を後にし、東に歩くと、曹洞宗の寺院、梵唱山吉祥寺がある。 梵唱山吉祥寺 お地蔵さん この寺は、裸婦像で有名な洋画家伊藤清永の生家として知られている。伊藤はこの寺の住職の三男として、明治44年に生まれ、平成13年に死去した。 山門を潜…

一乗山経王寺 加藤弘之生家

歴史と学びの小径を東に歩き、出石町下谷にある日蓮宗の寺院、一乗山経王寺を訪れる。 一乗山経王寺(左が鐘楼) 寺伝によれば、永禄年間(1558~1570年)にこの地に真言宗の寺院、会稽山薬王寺が創建された。 薬王寺は、江戸時代にこの地を訪れた法音院日道…

成田山青龍寺

安藤伊右衛門顕彰碑から北に約1.5キロメートル行った鳥取県八頭郡八頭町下門尾(しもかどお)にある真言宗の寺院、成田山青龍寺に赴いた。 青龍寺への参道 青龍寺と言えば、弘法大師空海が、唐の長安で師の恵果和尚から真言密教の奥義を授けられた寺院と同じ…

波羅蜜山新興寺

鷹山城跡のある丹比の町から車を西に走らせ、鳥取県八頭郡八頭町新興寺にある真言宗の寺院、波羅蜜山新興寺を訪れた。 新興寺 新興寺は、寺伝では和銅二年(709年)に行基菩薩が開基したとされている。因幡国最古の寺院であるそうだ。 新興寺は、古くから興…