2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

清荒神清澄寺 その3

拝殿と護法堂の参拝を終えて、宝稲荷大明神への石段を上がって行く。 宝稲荷大明神への石段 ここを上がった先にある宝稲荷大明神の前にも、参拝客が列をなしている。 宝稲荷大明神 私もお稲荷さんに何事をか祈った。お稲荷さんのご利益は、確かにあると最近…

ZC33S スイフトスポーツ 五年経過

清荒神清澄寺の紹介記事の途中であるが、今回が3月最後の記事になりそうなので、定例の年1回の愛車ZC33Sスイフトスポーツに関する記事を書く。 私が平成31年3月にスイスポを買ってから、この3月で5年が経過した。 この1年間で変わったことと言えば、ス…

清荒神清澄寺 その2

清澄寺の鎮守である三宝荒神(清荒神王)を祀る拝殿(天堂)に向かう。 拝殿への参道 拝殿への参道の脇、上の写真では右側に、牛頭天王を祀る護牛神堂がある。 ここは参拝客が列をなしていて、後で参拝しようと思って通過したが、そのまま忘れて参拝せずにし…

清荒神清澄寺 その1

浄橋寺の参拝を終えて東に向かい、宝塚市に入る。 次に訪れたのは、宝塚市米谷にある真言宗の寺院、清荒神清澄(きよしこうじんせいちょう)寺である。 清荒神清澄寺は、真言宗十八本山の一つで、真言三宝宗という宗派の本山である。 須磨寺に次いで、私が2…

十方山浄橋寺 

名塩の見学を終えて、西宮市生瀬(なまぜ)町2丁目にある浄土宗の寺院、十方山浄橋寺を訪れた。 浄橋寺 この寺院は、浄土宗西山派の開祖証空上人が、仁治二年(1241年)に開いた寺である。 寺院の縁起によると、上人がこの地を訪れた際、この地を荒らす山賊…

名塩

有馬の史跡巡りを終え、山川出版社「兵庫県の歴史散歩」上巻に載っている神戸市内の史跡は全て巡り終わった。 これからは、阪神間の史跡を巡ることになる。以前芦屋市の史跡を巡ったが、今後の摂津の史跡巡りでは、芦屋市、西宮市、宝塚市の史跡を巡ることに…

瑞宝寺公園

有馬温泉街から東に行き、杖捨橋を越え、神戸市北区有馬町瑞宝寺山にある瑞宝寺公園を訪れた。 瑞宝寺公園 ここは、明治新政府の廃仏毀釈により、明治6年に廃寺になるまで、瑞宝寺という黄檗宗の寺院があった場所である。 慶長九年(1604年)に大黒屋宗雪が…

摂取山念仏寺

極楽寺の北隣には、浄土宗の寺院、摂取山念仏寺がある。 念仏寺 創建は、天文七年(1539年)である。 念仏寺は、元々は現在地とは違う場所に建っていた。慶長年間には、この場所に秀吉の正室の北政所の別邸があった。 観音像と太閤秀吉・北政所館跡の碑 徳川…

極楽寺 太閤の湯殿館

温泉寺の東隣に、浄土宗の寺院、極楽寺がある。 極楽寺 極楽寺の創建は古く、推古天皇二年(594年)に聖徳太子により建てられたと伝わっている。 それが本当なら、恐らく有馬で最古の寺院になると思われるが、これはあくまで伝説の領域の話だろう。 極楽寺は…

湯泉神社

伝説では、有馬温泉を発見したのは、国造りの神様の大貴己(おおなむち)命と少彦名(すくなひこな)命の二神とされている。 二神が薬草を探して全国を旅をしていると、有馬の地で三羽のカラスが、赤い湯に傷を浸して治療しているのを見た。 有馬の三羽烏 以…

有馬山温泉寺

善福寺の参拝を終え、神戸市北区有馬町の温泉街を散策する。 温泉街に入ると、平成13年にオープンした金の湯がある。外湯もある公衆浴場である。 金の湯 金の湯の入口の前には、日本第一神霊泉と刻まれた碑が建っている。 日本第一神霊泉の石碑 また、金の湯…

川向家住宅 善福寺

1月28日に摂津の史跡巡りを行った。先ずは、神戸市北区の有馬方面を訪れた。 神戸市北区有野町唐櫃(からと)にあるのが、18世紀後半に建てられた農家の川向(かわむかい)家住宅である。 川向家住宅 川向家住宅入口付近 隣には現代の民家が建っていて、こ…

千足装飾古墳

造山古墳の南西側には、第1古墳から第6古墳まで、全部で6つの陪塚がある。 陪塚は、主となる古墳の被葬者の家臣が葬られた古墳である。 造山古墳に葬られた被葬者の臣が、これらの陪塚に葬られたことだろう。 造山古墳と陪塚の模型 今日は6つの陪塚の中…

造山古墳

守福寺宝殿の見学を終えて南下し、岡山市北区新庄下にある巨大前方後円墳、造山古墳を訪れた。 造山古墳の後円部(北東から南西に向け撮影) 後円部(南から北に向け撮影) 造山古墳は、全国4位の大きさを誇る古墳である。 1位は全長約486メートルの仁徳天…

守福寺宝殿

葦守八幡宮から約500メートル東に行った岡山市北区下足守の山麓に、守福寺宝殿という国指定重要文化財となっている石造物がある。 守福寺の手前までは舗装路がある。舗装路がなくなる手前に車をとめて歩くと、崩れた築地塀が見えてくる。 守福寺の築地塀 守…

葦守八幡宮 

最上稲荷の参拝を終えて、次なる目的地である葦守八幡宮に詣でた。岡山市北区足守に鎮座する。 この神社の参道の始まりにある石造の両部鳥居は、在銘の鳥居としては、岡山県下最古である。 葦守八幡宮の石造鳥居 両部鳥居というのは、鳥居の両足に稚児柱が付…

最上稲荷 その8

八畳岩の見学を終え、龍王山山頂にある最上稲荷の奥之院を目指した。 登っていくと、鳥居の手前の平坦な広場に出た。 鳥居前の広場 この広場やその付近には、昭和14年に建てられたラジオ塔と、昭和4年から昭和19年まで営業していた、中国稲荷山鋼索鉄道(ケ…

最上稲荷 その7

本滝の見学を終えて、更に龍王山を登っていく。 途中、赤鳥居があり、ここから聖域が始まるような雰囲気を漂わせている。 参道途中の赤鳥居 赤鳥居を過ぎて、参道を奥之院目指して登っていく。 すると、高く聳える巨石群が見えてくる。題目岩のある巨石群で…

最上稲荷 その6

旧本殿霊応殿のある場所から、背後の龍王山に登る参道が始まる。 龍王山への参道 この先は、急な階段が続く。 龍王山中腹にある八畳岩は、開基報恩大師が本尊最上位経王大菩薩を感得した場所である。 言わば、最上稲荷の始まりの場所である。 龍王山こそ、最…