資料館

香寺民俗資料館、日本玩具博物館

姫路市香寺町中仁野(なかにの)にある香寺民俗資料館は、元々姫路市船津町御立にあった酒造業尾田家の建物を昭和46年に移築して開館したものである。 築後約350年経過した建物で、ひょうご住宅100選にも選ばれている。 香寺民俗資料館 館内には、約3万5千…

見野古墳群、宮山古墳

最近、姫路のジュンク堂書店に行き、エレベーターを上がって正面の郷土史のコーナーを眺めると、河合寸翁という人に関する本が目に付くようになった。 河合寸翁は、姫路藩酒井家の家老である。姫路藩領内の産業を振興し、藩の財政を立て直した人物である。今…

平福

兵庫県佐用郡佐用町平福は、江戸時代に、因幡街道沿いの宿場町として開けた。 慶長五年(1600年)に、平福を見下ろす利神(りかん)城城主となった池田由之が、宿場町平福を整備した。江戸時代には、因幡街道随一の繁栄を誇ったという。 今でも、平福の千種…

天児屋鉄山跡

西播磨地区の最も奥地となる兵庫県宍粟市千種(ちぐさ)町は、古代から製鉄が盛んな場所であった。 良質な鉄が産出され、いわゆる「たたら製鉄」が、古代から明治時代まで連綿と続けられてきた。 たたら製鉄と言えば、一般的に出雲が有名であるが、宍粟郡に…

姫路ところどころ

姫路城の北東側には、姫路市立美術館がある。 かつて、姫路城が陸軍第10師団の駐屯地だった時に、兵器庫・被服倉庫として使われていた赤レンガの建物が、今は美術館として利用されている。 姫路市立美術館 この建物は、明治38年に建設され、大正2年に増築さ…

赤穂ところどころ

赤穂シリーズも今回で終わりである。 赤穂城のすぐ隣にあるのが、赤穂市立歴史博物館である。建物を裏から見たら、蔵を並べたデザインをしている。 赤穂市立博物館 かつて赤穂は潮の干満を利用した塩田による製塩が盛んであった。歴史博物館には、製塩用具や…

新宮宮内遺跡、宮内天満神社

JR姫新線播磨新宮駅から北に行くと、国指定史跡となっている新宮宮内遺跡がある。 ここは、縄文時代から中世にかけて、集落があった場所である。この集落の最盛期は、今から約2100年前の弥生時代中期である。 昭和40年以降の発掘により、弥生時代の竪穴式住…

鵤荘

日本の長い歴史の間には、伝説となった超人的な天才が何人か現れた。弘法大師空海はその一人である。森鷗外に超人的天才という言葉を与えるには、少し躊躇するが、鷗外の医学衛生学文学演劇哲学歴史などに関する知識量と国語漢学の素養の高さは超人的である…

室津 前編

たつの市御津町室津。ここは、今となっては、鄙びた漁村に過ぎないが、かつては大変繁盛した港町だった。 北西に向けて湾口が開いた形の室津港は、中に入れば、外の海が荒れていても、室の中にいるかのように安全であった。 そのため、古代より、風待ちの港…

龍野街歩き 後編

普段何気なく歩いている街並みでも、注意深く観察すれば、何がしかの新しい発見があるものだ。遠くにある著名な観光地に行かなくても、地元の史跡に意外な出会いがあったりする。 今回はそれを紹介する。 龍野は、童謡「赤とんぼ」の作詞をした三木露風の出…

龍野街歩き 前編

龍野城の敷地の中に、たつの市立龍野歴史文化資料館がある。 龍野歴史文化資料館 資料館には、たつの市内の遺跡から発掘された史料や、脇坂家の遺物などが展示されている。 大体、どこの歴史資料館に行っても、展示物のパターンは決まっている。石器に始まっ…